Saturday, April 5, 2008

桜侍

おれは一人だ。大分前から一人だった。生まれたとき母とおれ何か二人いっしょうにのかんじしてた。その時四月だった、ちょど花見の時間だった、そして怪しい桜花すごく小さい飛行機で母のお腹についた。飛行機でった、なくなちゃったけど、桜花がずっと母のお腹に休んだ。すぐあとではは死んじゃった、それから二人いっしょにの気分も死んじゃった。初めておれは一人だった。

   その特別な桜花があったから、医者さんはおれに桜くんの名前くれった。学校に入った時皆おれの名前をばかにしてた。つまらないうたを作った:

桜、桜、

母がすぐに死んじゃったら、

変なお名前になたった、

かれもすぐ死んじゃう、かな?

   ばかだろう! 二十歳までずっとばかにしてったまらったと心冷たくなった、硬くなった。その時毎日東京で十八時間仕事してった、全然問題なかった。我慢の気分も全然なかった。仕事について、おれは一番だった。社長になった時桜侍と言い名前になった。おれはすごかったよ! 

   しかし、二十歳になった年、花見に見に行った。花見の季節ちょっと晩くて、あまりきれいじゃなかったから、サクランボ食べたり、ビルを何本飲んだり、帰った。次の日、起きてから、頭の上に何か変なかんじしてった。おれは桜侍だから医者に行ってない。だんだん頭の上から小さいきでった。毎週大きくなった、会社員ずぐきずいた、帽子を被る事止めた。

   毎年その桜木大きくなったので、花見の時人がたくさん来た。煩くて、本当に嫌いだった。我慢できなかったから、その木を出した、捨てた。でもね、でかい穴(あな)になった。そして、雨が降ってた時にでかい湖になった。夏の時、またたくさん人が来た。煩くて仕事もうできなあかったから、ある日、自分の頭の湖に跳躍に自殺した。

   

   おれの人生に、生まれた時と死んじゃったときが一番思い出す事です。

1 comment:

yukki said...

前に聞いた落語の話を思い出しました(タイトルは全然覚えていませんが...)

でもどうやって自分の頭にある湖に飛び込むんでしょう...。